夫と別居して道内の遠隔地に居住している依頼者(妻)について,代理人間の協議によって離婚条件を整え協議離婚を成立させることができた事例
2021.03.02
離婚
事案概要
- 依頼者(妻)は,夫とともに公務員として働く兼業主婦であったが,家計管理や育児をめぐって夫と不仲となり,さらに夫から不貞を疑われたことをきっかけに,依頼者が子どもを連れて実家に帰る形で別居を開始した。
その後,夫の代理人となった弁護士から離婚協議を求める書面が届いたことから,当事務所に離婚協議の代理を依頼した。
解決結果
受任後,直ちに夫の代理人弁護士との協議にあたった。夫側からは不貞を疑われている状況にあり,面会交流,慰謝料,財産分与,養育費等協議による調整を要する事項が多数あったが,協議の結果,全ての条件について調整がつき,受任から4か月程度で協議離婚が成立した。
最終的に,慰謝料の負担は免れ,養育費も通常程度の水準の金額の支払を受ける内容で公正証書を作成することができた。