遺産分割調停の結果,相続不動産の代償金として,数百万円を受領することができた事案
2022.03.29
遺言・相続
事案概要
- 依頼者は,被相続人の養子であったが,被相続人の実子に対して不信感を抱いていたことから,当事務所に,被相続人の財産に関する調査及び遺産分割に関する手続を依頼した。
解決結果
当事務所において,被相続人名義の口座の取引履歴の照会,被相続人名義の不動産に関する調査,被相続人が利用していた施設への照会等を行い,被相続人名義の財産状況や不審な金銭の引き出しがないか等について調査を行った。
調査の結果,被相続人の預金は少額であり,特段不審な引き出しもないことが判明した。そこで,実子が取得することで争いがなかった不動産の代償金の支払を求めるべく,実子と交渉を行った。
最終的には調停申立てを行い,不動産を取得する実子から,数百万円の代償金の支払を得ることができた。