自己破産により債務の問題を解決した事例
2018.12.04
債務整理
事案概要
- 依頼者は,十数年前,多重債務の状態を解消するため,司法書士に依頼して自己破産の手続を進めようとしていたが,依頼先の司法書士が体調を崩して手続を進められなくなり,破産申し立てができないまま長年が経過してしまった。依頼者自身も体調を崩し,生活保護を受給するようになったが,債務の問題を放置している間に,債権者から訴訟を提起され,預金の差し押さえまでされてしまったことから,あらためて自己破産をするため当事務所に依頼した。
解決結果
費用については法テラスの援助を利用した。受任後,あらためて債務の状況を調査するとともに,破産者の生活状況や財産関係の状況を整理して破産申し立ての準備を進め,準備が整った段階で破産の申し立てをして,最終的に債務の全てについて免責を得ることができた。