失業中の依頼者について4社約170万円の債務の問題を任意整理により解決した事例
2019.05.22
債務整理
事案概要
- 依頼者は,精神障害者として障害年金を受給しつつスーパーマーケット従業員として勤務していたが,パチンコに興じるようになったことなどから生活費に不足を生じ,4社から合計170万円程度の債務を負うに至っていた。その後,勤務先を退職して年金収入だけとなり,債務の返済継続が困難となったことから,債務の整理を当事務所に依頼した。
解決結果
受任後,速やかに債権者に受任通知を発送し,債務の状況の詳細を調査したうえで,自己破産も視野にいれて,依頼者と今後の方針についての協議をおこなった。その結果,依頼者が破産せずに債務を完済することを強く希望したことから,任意整理の方針とし,債権者と和解協議をおこなった。そして,全債権者と最長60回の分割払による和解を取り交わし,受任後約4か月で債務整理を完了した。