駐車場での事故において過失割合に争いがあったが示談で解決できた事例
2020.09.01
交通事故
事案概要
- 依頼者は,当初,保険会社の示談代行サービスを利用して相手方保険会社と交渉をしていたが,自身の保険会社の担当者との意思疎通がうまくいかず,弁護士費用特約を利用して当事務所に依頼した。依頼者は,停止中に車をぶつけられたことから,過失割合が10:0である旨を主張していた。
解決結果
依頼者と保険会社担当者との意思疎通が困難となった経過を踏まえ,できる限り綿密な依頼者との打ち合わせを心がけ,依頼者との信頼関係の中で,訴訟に至らず示談での早期解決となった。
過失割合については,依頼者の車が停止していたことの明確な証拠がないなどの状況の中,最終的に,9:1という依頼者の当初の希望に近い解決を導くことができた。