新規分野への参入にあたり定型約款に関するドラフトチェックに対応した事例
2020.09.01
事案概要
- 依頼会社は,新しい事業分野への新規参入にあたり,顧客との契約に関する定型約款を新規に策定する必要を生じたため,当事務所に当該定型約款の策定にあたってのドラフトチェックを依頼した。
解決結果
依頼にかかる事業分野への新規参入は法改正による規制緩和を受けてのものであり,依頼会社は他社に先んじて当該分野に参入することを目指していたため,極めて短期間のうちに新規約款を策定する必要があった。
依頼会社にとっても直接経験のない事業分野であり,手探りで約款の策定にあたらなくてはならない状況であったが,依頼会社が作成した新規約款の原案を元に,法令調査のうえ,依頼会社の既存分野における約款の内容や,当該新規分野における他社の公開約款の内容等も参考にしながら約款の内容をチェックし,担当者と密に連絡を取り合って内容の修正を重ねた結果,目標どおりの期間のうちに新規約款の策定を完了することができた。