路外から進入してきた車両と衝突する交通事故被害に遭った依頼者について,任意の和解により合計120万円程度の損害賠償金の支払を受けた事例
2020.10.21
交通事故
事案概要
- 依頼者は,片側3車線の道路の第3車線を走行していたところ,路外から車道に進入して依頼者の気づかないまま第三車線まで車線変更してきた車両に衝突し,その勢いで信号機にぶつかる交通事故被害に遭った。
交通事故により,頸椎の捻挫や手首の打撲等の傷害と,車両の損壊等の被害にあったことから,弁護士費用特約を利用して,当事務所に相手との交渉の代理を依頼した。
解決結果
受任後,相手方保険会社との示談交渉を進めた。過失割合のほか,依頼者の通院状況に照らして治療期間の相当性などにも争いがあったが,最終的に,受任から約4か月後に和解が成立した。
和解内容は,過失割合を当方1.5:相手方8.5とする前提で,物損につき約80万円,人身損害につき約40万円の支払を受ける内容であった。
また,事故による信号機の破損と相手方車両の破損に関する修理費用等については,依頼者の自動車保険の対物賠償を利用して支払に充てた。