賃貸借契約における連帯保証債務の履行について相当の減額が得られた事例
2020.12.24
訴訟・紛争解決
事案概要
- 依頼者は,取引先の関係者の賃貸借契約の連帯保証人となった。連帯保証契約締結後,複数年経過後に,遅延損害金と合わせて60か月分以上の金額の連帯保証債務の支払請求訴訟を提起され,その対応を当事務所に依頼した。
解決結果
訴訟においては,賃貸借契約の連帯保証人に対する請求が信義則違反となる余地があることを判示した最高裁判決など複数の裁判例を挙げて争った。結果的に,当初の請求額の半額以下の支払いで訴訟上の和解が成立した。