遺留分侵害額の減額等に成功した事例
2021.09.01
遺言・相続
事案概要
- 依頼者は,その兄弟から,親の相続に関して遺留分侵害額請求を理由とする訴訟提起を受けた。
解決結果
不動産の評価額が過大であること,債務控除が適切になされていないことなどを指摘し,数百万円の遺留分侵害額の減額に成功した。また,親が,遺留分の請求者である兄弟の連帯保証人となっていたところ,この連帯保証債務を本件の相続により依頼者が承継することになるため,連帯保証人の解除手続をとることを求めた。そして,減額された遺留分の支払い,連帯保証人の解除手続を行うことを内容とする和解が成立した。