退職予定の従業員からの残業代請求に対し和解をした事例
2021.11.01
企業法務一般、顧問契約
人事労務問題
事案概要
- 依頼会社は、退職予定の従業員から未払い残業代があるという指摘を受けた。その従業員が労働基準監督署に相談をしたことをきっかけに、労働基準監督署からも調査依頼があり対応を要することになった。そこで、当事務所に対応を依頼した。
解決結果
依頼会社内で調査した結果、未払い残業代の発生が確認されたものの、従業員からの請求額は実態よりも多いものと考えられた。双方当事者の考える計算結果に隔たりがあったものの、当事務所において従業員と協議を行い、早期の支払を条件として依頼会社の計算結果を概ね尊重する内容での和解が成立した。