離婚を希望しない妻に対して夫からの離婚の提案が認められた事例
2021.12.28
離婚
事案概要
- 依頼者は,妻との関係悪化から,離婚を希望して別居した。しかし,妻は離婚の協議に応じなかったため調停を申し立てたが,自分一人で対応することに不安を感じ,また仕事などで直接裁判所に赴くことも難しかったため,当事務所に対応を一任した。
解決結果
調停においては,依頼者に代わって弁護士から離婚を強く希望する事情を説明したが,妻の離婚を拒む意向が強かった。結局,妻は,2回目以降には調停を欠席するようになり,調停は不成立で終わった。
その後,離婚訴訟の提起も視野に入れつつ,裁判所外で妻と話し合いを重ねた結果,妻が離婚に応じる意向に変わり,訴訟に至らずに無事,協議離婚が成立した。