妻からの慰謝料及び財産分与の請求を概ね排斥して離婚調停を成立させることができた事例
2022.03.03
離婚
事案概要
- 依頼者は,性格の不一致や妻の家計管理の問題等を理由に離婚を望んでいたが,当事者間の協議によっては離婚の合意に至らなかったことから,当事務所に依頼して離婚調停を申し立てた。
解決結果
調停においては,妻側から夫が有責配偶者であるという強い主張があり,数百万円の慰謝料及び財産分与の要求があった。しかしながら,財産分与については夫名義の財産のほとんどが夫の特有財産であることを説明し,有責性の問題についても夫側の認識を必要な限度で説明して協議を尽くした結果,最終的に,数十万円の解決金を支払うことを条件とする離婚調停が成立した。