家族3人が同乗中に追突被害にあった交通事故について,弁護士費用特約を利用して3名全員の代理人となり,民事訴訟を提起して損害賠償を得た事例
2022.03.03
交通事故
事案概要
- 依頼者ら家族3名は自家用車に同乗中に追突被害に遭い,全員がむち打ち等の傷害を負った。加害者の任意保険によって治療費立替え等の対応を受けていたが,保険会社の対応に不満を持ったこともあり,治療中の段階で弁護士費用特約を利用して当事務所に加害者への損害賠償請求の代理を依頼した。
解決結果
受任後,まずは依頼者の治療に関する保険会社との連絡交渉を行った。保険会社からは治療の打ち切りの示唆もあったが,交渉の結果,家族全員について症状固定までの治療費の全額の立て替えを受けることができた。その後,示談交渉を行ったが,治療期間の相当性を含めた見解の対立があり,示談交渉による解決を断念して3名全員について民事訴訟を提起した。
最終的には,治療期間が相当であったことを前提にした内容によって全員について訴訟上の和解が成立し,適切な損害賠償を得ることができた。なお,弁護士費用特約を利用したため,依頼者ら家族には一切経済的負担がなかった。