5年以上継続した不貞行為の慰謝料が約150万円程度で合意できた事案及び有責配偶者からの離婚の申し出について配偶者が応じた事案
2022.07.27
離婚
事案概要
- 依頼者は,依頼者の配偶者との同居解消後,5年以上不貞関係を持っていた相手と同居を開始し,1年が経過しようとしていたところ,配偶者が不貞相手に対し不貞慰謝料の請求訴訟を提起した。依頼者は本訴訟に対する対応及び配偶者との離婚の仕方について当事務所に相談・依頼した。
解決結果
依頼者に対しては,配偶者との別居期間が短く,裁判上の離婚が認められる可能性は極めて低く,早期の離婚をしたいのであれば財産分与で相当譲歩する必要がある旨を説明し,納得を得た。その上で,不貞相手に対する慰謝料請求訴訟の不貞相手側に訴訟参加した。
訴訟参加後,配偶者に対して離婚の申し出をしつつ,財産分与において配偶者の意向に概ね沿う内容で合意できた結果,不貞慰謝料について,配偶者が当初提示していた金額を相当減額した金額で合意でき,かつ,早期の離婚を行うことができた。