加害少年の両親に対し監督責任による損害賠償を請求し,賠償金を獲得した事例
2022.09.28
訴訟・紛争解決
事案概要
- 相談者は,高校生である少年から強制わいせつの被害を受けた。
相談時点ですでに事件の審判は終了しており,少年は少年院に収容されていたこと,少年は学生で無資力であり少年本人に対する損害賠償請求は困難であったことから,少年の両親に対し監督責任(民法714条)に基づき損害賠償を請求した。
解決結果
加害少年の両親に監督責任が生じることを説得的に示し,本件についての謝罪及び損害賠償と,今後の少年の監督,さらには接近禁止を約させる内容の示談を獲得することができた。