傷害事件について早期に示談を成立させ,勾留も起訴もされずに済んだ事案
2023.04.28
刑事事件
事案概要
- 依頼者は,被害者に対して全治2週間程度の傷害を負わせたものとして傷害の被疑事実で逮捕された。依頼者は,勾留されることなく釈放されること及び不起訴になることを希望したので,被害者との示談交渉,捜査機関及び裁判所への対応を当事務所に依頼した。
解決結果
受任後,被疑者に対して,勾留されず,かつ,不起訴になりたいのであれば,相当高額の示談金の提示が必要になる旨を伝え,了承を得た。被害者との示談交渉に着手した当初は,示談金の金額について交渉が難航したが丁寧に謝罪するなど誠実に交渉し,示談に応じるよう説得を行った結果,逮捕日の翌日には示談が成立した。示談が成立した旨を捜査機関及び裁判所へ報告したところ,被疑者は勾留されることなく釈放され,かつ不起訴になった。