妻から離婚の請求があり数年を経て財産分与等の話し合いがまとまった事例
2023.12.28
離婚
事案概要
- 依頼者は,妻との老後の生活を考えていた中で,突然,妻の代理人弁護士から離婚の請求を受け,驚いてその対応を当事務所に依頼した。
解決結果
当初は,妻との関係修復を希望して離婚には応じない方針とし,離婚調停が不成立になり離婚訴訟に発展するも,妻の請求が退けられた。その数年後に,妻から再度の離婚調停の申立てがあり,別居期間の経過から,離婚自体は免れないものと考えて応じることにしたものの,財産分与の減額についての主張を行い,これが認められて,調停離婚が成立した。また,依頼者は,財産分与の協議において,自宅不動産の売却を免れることができ,もとの自宅に住み続けることができる結果となった。