妻からの離婚請求に対し,財産分与の内容・方法等について調整が認められた事例
2018.01.04
離婚
事案概要
- ある日突然,依頼者(夫)の妻が自宅から出て行った。そして,依頼者は,数日後に妻の代理人から離婚を求める通知書を受け取った。突然のことでどうしたらよいかわからず,仕事と慣れない一人暮らしの開始により,依頼者は,とても自身で対応していくことが困難であるため,当事務所に代理を依頼した。
解決結果
当事務所のサポートにより,依頼者は,別居に伴う細かな諸手続などの負担から大幅に解放された。また,結果的に依頼者は妻と離婚することになったものの,妻から請求のあった離婚までの毎月の婚姻費用(生活費)については,依頼者の年齢や健康状態なども考慮して支払いをしないことに了解してもらった。財産分与においても,依頼者が自宅を売却せずに住み続けることに了解してもらった上で,財産分与の総額を減額してもらい,一部を分割払いで返済していく内容での和解をした。