誤解に基づいて一旦作成された医師診断書の内容を是正し,必要な損害賠償を得た事例
2018.04.23
交通事故
事案概要
- 争点は頸椎捻挫に対する必要治療期間。引き続き治療が必要であったにもかかわらず,保険会社の打ち切り通告に素直にしたがって,症状固定診断を受けてしまい,以降の治療費が全額自己負担となってしまった。
解決結果
当方受任以降,保険会社に通告して,状況を是正し,最終的には,後遺症認定時点を必要な治療期間にまで繰り下げ,その時点までの治療費も全額相手方保険会社負担となった。後遺症確定時に関する医師の意見書取得に苦労したが,苦労の甲斐があった。繰り下げた治療期間を前提に示談交渉を重ね,依頼人,弁護士ともども満足できる示談が成立した。