相続により取得した共有不動産の親族間紛争
2018.04.23
訴訟・紛争解決
遺言・相続
事案概要
- 依頼者は亡夫から賃貸不動産を相続したが,亡夫の親族との共有物であった。依頼者は,亡夫の親族と共に賃貸不動産を使用収益することは望まなかったため,相当な価格での買取り及び解決までの入居者からの家賃の分配を求めて,当事務所に交渉,訴訟を依頼した。
解決結果
当事務所において交渉,訴訟の結果,不動産の持分を共有者である親族に買い取ってもらい,さらには入居者からの家賃の未精算分の支払いにも応じていただく形で和解が成立した。依頼者は,結果的に所有を希望しない不動産を手放し,代わりに多額の現金を受領することができた。