債権者からの督促を停止させた後に生活状況を改善し,任意整理した事例
2018.05.22
債務整理
事案概要
- 依頼者は,前職への就職時,様々な費用がかかったことから,消費者金融等からの借入れをした。その後,その職場は経営不信となり,給与も不払いとなってしまったことから転職したものの,依頼者は身体が弱く長時間の勤務ができなかったことなどもあって,債務の弁済の継続が困難となった。そこで,当事務所が債務整理を受任した。
解決結果
受任後,全債権者に通知をし,速やかに債務の督促を停止させた。督促が停止している間に,依頼者が再度転職し,体調にあわせて比較的安定的に収入を得られる環境を整えることができたことから,債権者との間で長期の分割弁済の和解を求めて協議を行い,最終的に全債権者との間で7年程度の長期弁済の和解が成立し,債務を整理することができた。