歩道上を歩行中の事故について,訴訟手続を通じて裁判基準の和解を成立させた事例
2018.05.22
訴訟・紛争解決
交通事故
事案概要
- 歩道上を歩行中,駐車場から車道に出ようとして歩道に進入してきた自動車にひかれ,手や足の打撲等のけがを負った。自動車保険の弁護士費用特約に加入していたので,治療中の段階で当事務所に来所し,当事務所が保険会社との示談交渉について受任した。
解決結果
受任後,治療中の段階で加害者側の保険会社に受任通知を送付した。特に後遺障害も残らず,3か月程度で治療が終了したため,速やかに示談交渉に取り掛かった。保険会社との示談交渉では納得する水準の提案を受けられなかったことから,簡易裁判所に対して訴訟を提起し,最終的に訴訟上の和解によって,保険会社基準の示談の水準を超える慰謝料の支払いを受けるに至った。