和解金を受領して熟年離婚に応じた事例
2018.06.13
離婚
事案概要
- ある日突然妻が出ていき,依頼者(夫)は,妻から離婚調停を申し立てられた。妻は,依頼者(夫)に対し,財産分与のほか慰謝料も請求しており,依頼者が自宅を退去して妻に名義変更をし,加えてお金の支払いもするよう要求されていた。突然のことに驚き,離婚を希望しない依頼者(夫)は当事務所に対応を依頼。
解決結果
当初,復縁を希望して協議を申し入れていたが,なかなか受け入れられない中で,依頼者(夫)が離婚を決意。依頼者(夫)の方の事情を,弁護士が法的に整理して主張した結果,妻の主張するような高額な財産分与・慰謝料の請求は認められないとなった。そして,自宅の取得を希望しなかった依頼者(夫)は,妻に自宅を譲る反面,妻から相当額の解決金の支払を受けて老後の生活資金を確保し,離婚に応じることとした。