消滅時効の援用により債務の支払を免れた事例
2018.08.08
債務整理
事案概要
- 若い頃に消費者金融から借金をしたことがあり,返済ができなくなってしまってそのまま長年にわたり放置していたところ,突然その消費者金融会社から依頼を受けたという弁護士から支払を求める通知書が届いた。突然のことに驚いたが,家族にも過去の借金の話は内緒にしており,自分で対応することはできないと思って,当事務所に対応を依頼した。
解決結果
受任後,速やかに消費者金融会社の代理人弁護士と連絡を取り,今後本人に直接連絡しないように申し入れた。その後,債務の支払状況を調査したところ,10年以上前に消滅時効期間が経過していることが確認できたため,消滅時効の援用通知を送付し,最終的に家族に知られることなく債務の支払を免れることができた。