夫婦が同乗中に受傷してむち打ち症となった交通事故について,示談により,保険会社提示額から夫婦あわせて100万円以上増額することができた事例
2018.12.04
交通事故
事案概要
- 依頼者は,駐車場内で停止中に,他の自動車に接触される交通事故被害に遭い,助手席に同乗していた妻とともに,頸椎捻挫(むち打ち)の傷害を負った。事故後,しばらくは保険会社間の対応に任せていたが,受傷から5か月後に保険会社に治療の補償を打ち切られ,保険会社から示談の提案があったことをきっかけに,夫婦ともども当事務所に加害者側との交渉を依頼した。
解決結果
治療打ち切り時点で実際に症状はほぼ良くなっていたことから,依頼者と相談のうえ,保険会社による打ち切り以降は通院を継続しないこととし,速やかに加害者側保険会社との示談交渉に取りかかった。保険会社の提案内容に対し,慰謝料の増額や,家事労働者としての休業損害の上乗せなどを求めて協議にあたった結果,交渉着手からおよそ1か月後に,当初の保険会社提示額から100万円以上増額した金額で示談を成立させることができた。