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解決事例 解決事例

解決事例

長年にわたり過小な地代しか払っていなかった賃借人に対して未払賃料を請求して提訴し,約230万円を回収するとともに地代の増額を実現した事例

訴訟・紛争解決

事案概要

    依頼者の父親は数十年前に相手方に土地を貸し,地価の増減にあわせて地代も増減する変動地代の定めをしていた。そうしたところ,約30年前に土地の用法を巡って相手方と紛争となり,依頼者が土地賃貸借契約の解除を主張して,相手方がこれに反発して地代を供託するという状況となった。
    その後,解除の問題ははっきり解決しないまま,事実上相手方が土地を使い続けて地代は供託するという状態が長年にわたって継続した。その間に地価は大幅に上昇したが,供託金額は据え置かれたままの状況が続いていたところ,父親の死亡により依頼者が土地を相続したことをきっかけに,あらためて地代に関する問題を解決すべく,依頼者が相手方との協議にあたったが,解決の目途は立たず,当事務所に解決を依頼した。
解決結果

受任後,速やかに準備のうえ相手方に対して過去の未払賃料の一部を請求する訴訟を提起した。訴訟においては,変動地代の定めの有効性や,依頼者が請求する約定の地代の価額の適正さなどが問題となったが,主張立証を尽くした結果,裁判所にはこちらの言い分を相当程度認めさせることができた。
最終的には,こちらの請求する地代が正当であることを前提にしてあらためて契約書を取り交わしたうえで,過去の賃料についても約230万円を一括で支払わせる内容での和解が成立した。

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