歯科医院を経営していた個人事業者の破産管財人に選任された事件
2019.11.28
債務整理
事案概要
- 札幌市内で歯科医院を経営していた個人事業者が経営に行き詰まり,歯科医院の事業について知人に譲渡したうえで破産を申し立てたことから,当事務所の弁護士が破産管財人に選任された。
解決結果
破産管財人に選任された後,破産申し立て前に行われた事業譲渡の内容に関する調査,未精算の診療報酬に関する調査,各種契約に関する調査等,多岐にわたる調査を行って破産者の財産状況を整理し,破産者が保有していた株式などの資産を現金化したうえで,選任から3か月程度で業務を完了し,異時廃止によって破産事件は終了した。